ホール等での無線LANによるインターネットサービスの構築

ホール等での無線LANによるインターネットサービスの構築

1ホールあたり、20台以上の無線LANを使用することを考慮する場合

考慮すべき点

1.無線LAN親機をどうするか

まず、家庭用の無線LAN親機は使用しないことをおすすめします。せいぜい10台から20台までしか接続できず、それ以上の利用者がいる場合、無線LANに接続できない という人が続出します。 法人用 を探しましょう。
WLX302WAPM-1166D がお勧め。 これ1台で、 2.4G 帯 50台、 5G帯 50台 計 100台まで対応。
(通信速度は接続台数にともなって低下する。メールやWEB閲覧ぐらいならまぁまぁだが、利用状況によっては複数台設置する必要がある)

2.電波が届くか

たいてい、同じフロアーであれば カバーできるが、階がかわると 5G帯は使えないことが多い。なので、ホールごとに無線LAN親機を設置するのが望ましい。 2階のある部屋に設置して、1階、3階すべてカバーしようという使い方はしないほうがいい。

3.IPアドレス体系

ネットワークプリンター等利用していることが多いが、IPアドレスの整理がなされているか。
DHCP (IPアドレス払い出し) の個数が足りているか。また、払い出し時間が適切かどうか。
ホールに利用者がとどまっている時間だけのリース期間にしておくほうがよい。仮にリース期間が過ぎても通常端末側よりリース期間の延長がなされるので問題ないはず。2時間の会合であれば、3時間のリース期間でよい。

4.ルーターの性能

古いルーターにありがちなNATテーブル上限が少なすぎると(例えば1024までとか)、短時間に一斉にWEBアクセスがあると通信できない端末がでてくる。この場合は、ルーターを取り替えるのが妥当。

5.SSIDの発行

フリーアクセスでなければSSIDとパスワード管理が重要になってくる。
複数の親機にてSSIDを同じにするよりも、複数ホールあるなら別々のSSIDにするのがよい。
こうすれば、一方のアクセスポイントに接続が集中するということをさけられる。
同一SSIDによるローミングを考慮している場合は、重なるエリアが10%ぐらいであるよう無線LANの送信出力を調整する。
http://www.infraexpert.com/study/wireless5.html

6.暗号化 (フリーアクセスでなければ)

WEP ・・・ 過去の遺物。絶対使用しない。パスワードは外部から解析でき意味をなさない。
TKIP  ・・・ パスワード解析できるようになったとか
AES ・・・ による暗号化がお勧め

事例)

120人収容できる ホールが2つある会場
タブレット等による利用が 30~40台/ホール
ネット回線はADSL (下り30Mbpsほど)
WAPM-600H を ホールごとに1台ずつ設置
暗号化は AES
モニタリングすると、 2.4G, 5G帯 それぞれに 20から30台 ほど接続
WEB閲覧は時折同時にアクセスすると、遅くなるものの 接続不可の状況は発生していない。

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